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ビジネス [団塊]

最終回として、生意気にも「団塊の世代をターゲットにしたビジネスを考えているあなたに」を書いてみます。

皆さんのご意見、よろしければお聞かせください。そしてより完成度の高いものにしてゆきたいと思っています。

その前に、「年代」と「世代」について。今が70歳の人、我々世代が70歳になった時、若い人が70歳になった時、それぞれ70歳になればある程度同じような考え方になるのでしょう。これは「年代の考え方」と言えます。しかし、生まれ育った時代背景等から生じる「世代の考え方」も存在するでしょう。高齢者向けのビジネスには、この両者をしっかり理解することが重要だと思います。

とは言え、「世代の考え方」に基づいて、思いつくままに書いて見ます。 

1.当たるとデカイ

日本人は「群れること」を好みますが、この世代は特にそうです。群れていることで安心するようです。「俺も俺も」「私も私も」といったようにブームに弱いです。特に人口が多いので大ヒットに繋がる可能性大です。

2.経済的に裕福

前回の記事に書きましたが、他世代に比べかなり裕福です。好きなものにはお金を使うはずです。

3.考え方・趣味・嗜好

前世代の人達と、考え方、趣味嗜好がまったく異なります。前世代までの人達とは、まるで別の人種のように大きく変わります。高齢者ビジネスの既存組はそこを十分認識していないと必ず失敗するでしょうし、新規参入組でもこの点をしっかり認識していれば、十分食い込める余地はあると思われます。

4.インターネット

前世代では、インターネットを利用する人は極少数派です。この世代からインターネットを本格的に使用しています。しかも富裕層だけで見れば8割近い人(我々世代と同じくらい)がインターネットを利用しています。この世代向けに直接的にネット宣伝・販売が可能となるでしょう。

5.特定地域

昔、この世代をターゲットにした住宅分譲地、例えば大阪ならば千里ニュータウン、東京ならば多摩ニュータウンと言った所は、現在もこの世代が多数暮らしています。こういう所に高齢者向けのデリバリサービスを行うお店を作れば(今はまだ早いようですが)、けっこう儲かるかもしれません。

6.ファッション

この世代のみをターゲットにしたファッションってあるんでしょうか?私は良く知らないのでこれ以上書けませんが。前世代向けと同じように「高齢者ファッション」とひとくくりにされていたら、チャンスですね。

7.健康志向

「老後は子供の世話にならない」と考える方が多いようで、ということは、「いつまでも元気で子供には迷惑を掛けない」と思っています。この健康志向、息の長いブームになりますね。どうりで高齢者の山登りが一向に減らない訳です。まあ、我々世代も健康志向になってますが。 

8.介護

前世代とこの世代が同居するわけですからこれは難しくなりますね。男性と女性の平均寿命から見ても、女性は前世代、男性はこの世代が同居する期間(7年後から15年後くらいの間)は、別人種が同居するわけで、かなり運営が難しくなりそうですね。3.で書いたことが問われますね。

9.退職・引退後の趣味

この世代にアンケートした結果、「今後も続けたい、始めたい趣味」の上位は以下のとおりであった。国内旅行(70.3%)、海外旅行(57.1%)、映画・演劇・美術・音楽鑑賞など(34.4%)、登山・ハイキング・釣りなどアウトドアスポーツ(33.6%)、ガーデニング・日曜大工・庭いじり(32.4%)、エアロビ・水泳・ジョギングなどの美容・健康的スポーツ(30.1%)。*男女込の結果  そして配偶者と二人で一緒に行うが多いが、男性(72.4%)、女性(65%)と男女間で温度差があった。女性はそのかわり同棲の友人・知人の割合が(49.4%)と男性(17.5%)より圧倒的に少ないそうだ。

10.その他

高齢者用品って味気ない姿・形をしています。例えば車イス、ずいぶん味気ない形です。機能は損なわず、もっとカッコいいものにできないかなと疑問に思ってますが。車イス以外もそうですが。←チャンス。

話は変わりますが、介護される側でなく、介護する側の用品が研究されていないようです。←チャンス。

「ヘルパーの道」でも書きましたが、デイサービスで男性利用者が喜ぶ・楽しめることを考えたら・・・・←チャンス

なんだか他業種のオラから見て、チャンスが多いようなんですが(甘いかな?)。

 

う~ん、確かまだ書くことがあったんだけど、忘れてしまいました(メモっとけばよかった)。このぐらいにしておきます。オラが書くまでもなく大企業は検討しているでしょうが、中小企業は考えてないでしょう(チャンス)。これからも思いつく度に、2~3年後の自分のために、この記事を更新し充実させてゆくつもりです。 

 

最後に一言。

世間的には、人口が多いこの世代のせいで、福祉・介護・年金制度が崩壊するが如く、官僚は叫びマスコミは報道し、あたかも「この世代が悪者」扱いされています。しかし、焼け跡の中で沢山生まれた赤ん坊の笑顔が、人々に夢と希望を与えたのです。その夢と希望で奇跡的に復興した国、それが日本です。数年間の間に人口が爆発的に増えたのは、戦争が悪いのです。その戦争を引き起こした昭和初期の軍部の上層部が

全て悪いのです。

そのことを、我々はしっかり認識しなければなりません。(エエこと書くなあ~オラは)


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経済状態 [団塊]

この世代は今現在お金持ちです。そりゃ貧乏な人もいますが、概ねお金持ちです。その理由は。

1.貯金がある

この世代の結婚適齢期は、男で25~6歳、女で22~3歳でしょうか。子供2人作って、50歳の時点で子供達は社会人になっています。女性もパート等で働いている方も多いです。ということは、50歳~60歳の10年間は、子供無しの共稼ぎと同じです。ちょいと古い言葉ですが、DINKS(ダブル インカム ノー キッズだったっけ?)ですね。この10年間で結構貯まってます。

2.住宅ローンがない 

この世代が家を持ったのは、40歳前後が一番多いそうです。そのころの住宅ローンは今のような「親子ローン」(←私の家、これです。まだたっっっぷり残ってます)なんてありませんでした。木造一戸建てで最長25年のころです。ということは定年時にローン残期間は5年。退職金で完済したことでしょうねえ。完済したといえ、退職金もけっこう残っています。

3.年金が沢山もらえる

前世代 45.2%   この世代 62.4%。  これはサラリーマン率です。戦前派よりかなり多くの人がサラリーマンになっています。ということは、厚生年金をもらえる人が多いということです。国民年金より多くもらえる厚生年金を受け取る人が多いのです。しかも大企業だと厚生年金基金にも入っていますし、運用利回りが高かった時代です。

こう見ていくと、他世代と比べて裕福な世代、いや最高な世代です。羨ましいですねえ。 

そのお金の使い方はというと、社会人になっている子供達や、また孫に金を使ってます。しかしまだまだ「金持ってんぞー世代」です。子供や孫にお金を使うのは、世界中でも日本だけだそうです。もっと、自分達のために金をバンバン使えば、結構な内需拡大に繋がるそうです。

ついでに前世代との大きな違いを参考までに書いておきます。

             前世代    この世代

大学進学率      10.4%   18.3%

運転免許取得率   57.2%   80.5%

インターネット利用率 17.5%   65.8%

 

次はいよいよ最終回です。頑張ります。


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社会人になって [団塊]

さあ、彼らがいよいよ社会人になります。

社会人としてデビューした時とは、日本史上最高の高度成長経済の真っ只中です。経済成長を当然と考え「明日は今日より豊かだ」と信じて働き、石油シュック等はありましたが、基本的には50歳前後まで高度成長の恩恵にあずかってきました。また、終身雇用と年功序列の世界が40代まで続いた世代です。

この世代の特徴は、とにかく一生懸命に仕事をしてきました。会社に従順であり、また仕事中心のモーレツ社員で、親戚の法要よりも会社の会議を優先するほどです。高度成長時代の採用ですから同期の社員も相当数いたでしょう。そのため、当然のように会社での出世は常に競争の世界であり続けました。それ故、常に「何かをせねば」という焦りがあるようです。余談ですが戦前までは、会社より家族・親戚等を優先したそうです。また、この世代から女性の社会進出が一般化しました。

結婚に関して、この世代から見合い結婚から恋愛結婚へ大きく変化します。前世代の「見合い」と「恋愛」の割合は44.9%対48.7%、しかしこの世代は33.1%対61.5%と大きく変化します。恋愛結婚のうち、知り合ったきっかけで多いのは職場(45.2%)、友人の紹介(22.9%)でこの2つで約3分の2を占めます。また恋愛結婚の場合、夫婦の年齢差が小さくなっています。「友達夫婦」として互いに対等意識が強いと言われる裏には、年齢差の小ささと恋愛結婚の多さが影響しています。

この世代の人生観としては、仲間に評判の良い社員として永年勤続し、やがて管理職になり、交際費を使ってゴルフや宴会を楽しみ、都市近郊に一戸建てを買い、子供を二人つくり一流大学に入れる。その現れでしょう、両親とは別居をし、夫婦・子供の核家族を作ってきました。両親と別居して生活したからでしょうか、自分達の子供達には老後を期待していない人が増えてきました。

外食が一般化したのもこの世代からです。「日本人は飲食している所を見られるのを嫌がる」という飲食業界の常識を破り、マイカーでファミリーレストランに行って食事したり、ファーストフードレストランでの食事も一般化しました。

人生観やライフスタイルは、「別に普通じゃない」と思われるでしょう。そのとおりです。要は、団塊の特徴ということではなく、この世代から今の時代になったということです。即ち以前の世代からは劇的に替わったということです。

 

さあ、次回は纏めに入ってゆきます。


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青春時代(思想編) [団塊]

団塊の世代以降が受けた戦後教育とは、以下のようなものでした。

官僚達はこう考えたようです。「従順且つ平均的知能を有する一般人を沢山育てる」。理由は、製造業に就労させることで、高品質のものを大量生産することに適しているからであり、これによりこの国の経済成長を図ろうとしたそうです。官僚の思ったとおり見事に当たりましたね。

しかしこの教育方針は、協調性の名のもとの没個性教育、より平均的人間を作るため得意科目を伸ばすより不得意科目を無くすことが重点となりました。欧米に追い付くには適した教育ですが、追い抜くことはできません。未だにそのジレンマにある日本ですが。

余談ですが、団塊の世代はあまり思想的ではありません。戦中派の人達は日米安保で時の政治と戦いました。しかし団塊の世代は学園紛争を起こしましたが、大きな政治的思想はありません。それが証拠に大学4年になると、いとも簡単にスッパリ髪の毛を切り就職試験に備えましたから。そもそも学園紛争に参加していない学生のが圧倒的に多かったそうです。

纏めると、この世代から「従順で優しく協調性に富み平和主義者で思想的でなく、アメリカに憧れる人種」が誕生しました。まさかアメリカから「こう育てろ」と脅されたのではと疑いたくなりますね。

もしかしたら戦前と戦後の文化的変化の大きさは、江戸時代から明治時代の文化的変化より大きいのではないでしょうか。

学生から社会に出てもこの基本的な性格は変わりません。そしてこの性格が今までの日本人と更に大きな変化となります。

そうそう、この世代は圧倒的に人口が多いのは既に記事にしましたが、人口が多い結果として受験、就職、会社での出世と、常に競争の渦の中にいました。これだけ競争が多かったので、人一倍の努力は平気です。しかし闘争的にはならず、従順で優しく協調性に富む平和主義者の性格は変わらなかったようです。

どうですか?この世代をだいぶ理解してきたのではないでしょうか。でも、まだですよ。 

次回は、社会人時代です。


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青春時代(文化編) [団塊]

この頃になると、さらにアメリカナイズされてゆきます。

やはり音楽でしょう。今まで日本の古臭い歌謡曲しか知らなかった若者が、ビートルズの「シー ラブズ ユー」や「プリーズ プリーズ ミー」「ア ハード デイズ ナイト」なんかを、また、ビートルズとは対極のローリングストーンズの「サティスファクション」とか、いきなり聞いたんですよ、いきなり。そりゃぶっとびますよ。(ちなみにこの両グループはイギリス出身でしたが)

テレビドラマや音楽、雑誌等からファッションも大きく変化します。「日本人は普段着にはお金をかけない」という常識を始めて破り、カジュアルウェア(ミニスカート、ジーンズ、アイビーファッション)が爆発的に流行りました。男性ファッション雑誌が大流行し、男の美容院通いも当たり前になってきます。

髪型も男の長髪が大流行してゆきます。長髪に関してはさすがに大人達も眉をしかめ、大人と若者間でいがみ合うこともありましたねえ。

 

上記のことは、特に団塊の世代がこうだったわけではなく、この世代から現在に至るまでの基本的な変化です。それまでの世代(戦中派以前)とは革命的な変化です。戦中派までの人達は、徹底的な反米教育を受けてきた人達です。その人達から見れば、「団塊の世代はアメリカに魂まで売った」とも思ったでしょうねえ。

今までの高齢者向けのビジネスは、戦中派までの高齢者から成り立っているわけで、考え方が大きく変化する団塊の世代からは、対応方法が大きく変わるはずです。この変化を意識しないと既存勢力はビジネスに失敗し、新規参入してもこの変化を十分認識していれば、既存勢力と戦えるのではないでしょうか。


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小中学生時代 [団塊]

いよいよ「団塊の世代」が小学生から中学生時代です。

このころ、テレビ、洗濯機、冷蔵庫の「三種の神器」が家庭に普及したころです。また、マンガ本と週刊誌が続々と創刊されました。

週刊誌、マンガ本、テレビ、特にテレビからアメリカ文化を受けて育ちました。

ララミー牧場やローンレンジャーといった西部劇。サーフサイド6やサンセット77といった洒落たドラマ、じゃじゃ馬億万長者や奥さまは魔女といったコメディー。

---ここからは私の想像も入れて書きます--- 

多感な年代のころですから、海外TVドラマによる影響は計り知れないものだったんでしょう。またこれらのドラマから、アメリカ文化への夢や憧れを抱き、ほとんどの少年少女達は親米派となったことでしょう。アメリカ文化への憧れからいろいろとアメリカ人の真似をするようになってきました。

この世代から一気に親米派になったことが、団塊以前の世代との大きなギャップの1つなのでしょう。

戦前の質素な生活、戦中の貧しく苦しい生活から、一気に豊かさが現実の夢となってきた昭和30年代です。

さあ次回は、アメリカ文化を受けて二十歳前後の若者に育だった頃です。


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由来 [団塊]

「団塊の世代」の由来を再確認したいと思います。「そんなの知っとるわい」という人は読み飛ばしてください。

命名者は、堺屋太一。1976年に発表された同名の小説がネーミングの由来となっています。

「団塊」とは、鉱業用語で、推積岩中に密度が高くて周囲と異なる物質を持つ塊ということだそうです。

戦争が終わった昭和22年から24年生まれの人達です。この年に生まれた人口は以下のとおり。

昭和22年262万人   昭和23年270万人  昭和24年269万人

ついでに昭和25年 244万人 昭和26年 223万人 この2年間も生まれた人が多いので、この5年間を「団塊の世代」とも言われています。

この5年間に生まれた人は合計で1,270万人。他の世代と比べ圧倒的に人口が多いのが特徴です。

 

ちなみに我々オヤジが生まれた年と比較すると以下のとおりになります。

昭和31年170万人 昭和32年161万人  昭和33年163万人  昭和34年167万人

昭和35年162万人       5年間の合計 825万人 なんと我々世代より1.5倍強も多い

 

戦争が終わってその安堵感、また戦地から兵隊さんが帰ってきて、娯楽もないので、励んじゃったんでしょうねえ。その結果の大ベビーブームなんでしょう。

この世代、もの心ついた時には戦争の爪痕もほとんど消えてなくなり、戦争と飢えの恐怖を一切しらないで育ってゆきます。

次回は小中学生時代を。


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新たなカテゴリーとして [団塊]

昨日の「団塊の世代」の記事で、興味をもって頂いた人から早速コメント頂きました。

で、書きたいことがあるんだけど、1~2回の記事では書ききれません。よって、マイカテゴリーに追加しました。題して「団塊」。

ここに、読んだ本から抜粋し記事にしてみます。

この記事を読んで、「うん?こうとも考えられない?」とか「違うでしょう」とか、ご賛同、ご批判何でも結構ですからコメント頂ければ幸いです。

皆さんの意見・アイデア等を参考に、私の進む道を探してみたいと思っております。よろしくお願い致します。


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